愛知ダイハツ株式会社のマレーシア現地法人である、Nagoya Automobile Malaysia Holding Sdn Bhd (ナゴヤオートモービルマレーシア)様は、セランゴール州において3Sセンターを開設されました。
愛知ダイハツ株式会社のマレーシア現地法人である、Nagoya Automobile Malaysia Holding Sdn Bhd (ナゴヤオートモービルマレーシア:以下 NAM) 様は、セランゴール州においてマレーシア国産車メーカーである PERODUA(プロドゥア) 様の新コンセプト店舗 3S(Sales:新車販売、Service:アフターサービス、Spare parts:部品)Centreを開設されました。
この 新 3S Centre は、愛知ダイハツの日本店舗と同様の機能を有するようにし、従業員満足度を高めることで顧客満足度も高まるようにする施設・設備とすることを重視しております。 NAM 様は、この新 3S Centre で PERODUA様と共に日本で培ったノウハウを活かし、今後の自動車販売のモデル店舗としての役割を果たすことを目指しております。
当初、NAM様の検討された敷地は建築条件付き(施工者指定)のため、入札による施工者選定ができない状況でした。
Plus PM Consultantは、NAM様より御相談を受け、ローカル弁護士と協業し、建築条件付きの撤廃を達成、コスト競争のできる入札発注でのプロジェクト方針への変更を決定しました。
本プロジェクトでは、敷地選定から、設計マネジメント、役所申請のサポート、ローカル会社への入札、価格交渉、工事請負契約書チェック、工事完了の最後まで一貫して建設プロジェクトを支援させていただきました。
特に入札段階では、ローカル・日系含め入札を行うことでコスト競争力を高め、マレーシアの契約約款であるPAM契約を採用、ノミネートサブコントラクター方式(NSC)を採用により、さらなるコストダウンを実施しました。
工事途中で新型コロナウイルスにより工事中断が発生するなか、工事再開のための課題の確認、ステークホルダーとの交渉を進めながら、この度は無事竣工を迎えることが出来ましたこと、スタッフ一同心より嬉しく、誇りに感じています。