AJINOMOTO (MALAYSIA) BERHAD様によるエンステック工業団地 新工場プロジェクトの引き渡し式が実施されました。(2021年12月8日)
味の素株式会社の連結子会社であるAJINOMOTO (MALAYSIA) BERHAD(以下AMB)様の工場の移転プロジェクトとして、エンステック工業団地(ヌグリ・スンビラン州)に新工場を計画されました。
AMB は1961年の創業以来、クアラルンプール市を拠点としていますが、同エリアにおいて商業・居住 施設の更なる開発が見込まれることから、将来の安定的な生産に向けた環境の確保を目的に移転と将来の増築予定の用地のための約200,000㎡の広大な敷地に、製造棟2棟、非製造棟3棟、その他の建物を含め延べ床面積 約53,200㎡の工場施設を建設します。
新工場のコンセプトとして、「味の素グループにおけるハラル準拠製品と独自素材の開発・生産機能の強化」、「先端技術の導入による次世代食品工場の実現」、「環境(E)・社会(S)への積極対応」を掲げられております。
Plus PM Consultantは、プロジェクトの初期段階から参画し、敷地取得先の工業団地開発デベロッパーとの進捗会議立ち合いや、初期の基本計画策定、設計者選定、工事会社選定、現場管理を含めたプロジェクトの細部にわたるまで支援してまいりました。
2019年10月より建設工事が始まり、Covid-19世界大流行という全世界の誰もが経験したことのない大変困難な状況を経て、発注者様を始め、関係者全員が一丸となり、主体工事を完工しました。 プロジェクト全体としては、今後は生産関連の機械、設備工事や大規模太陽発電などの工事が進行しています。
また、環境に配慮したことを示す「グリーンビルディングインデックス(G,B,I)」の取得を目指しています。本格的な事業稼働までの間、全力で邁進します。