2021年12月7日(火)TK International Sdn Bhd様主催 『マレーシアで工場・倉庫の違法建築化リスクを回避するために知っておくべきポイント』に Plus PM Consultant Sdn.Bhd. Marketing Manager 奥田周平(一級建築士)が講師として登壇いたしました。
今回のセミナーのポイント
今回のセミナーでは、マレーシアの建設慣習について知見がなく、知らず知らずのうちに違法建物を取得してしまう、また施設が違法建築化してしまうリスクについて解説をしました。
はじめに、マレーシアでよく見かける違法建築化している建物の例をご説明しました。5つの具体的な例を挙げながらマレーシアの古い建物では役所未申請のまま増改築を行い、問題となっている建物が少なくないことを紹介しました。
建屋内の防火区画である耐火壁を違法に撤去している場合
屋外に違法に庇を設置している場合
また、なぜ違法化が進んでしまうのか、知っておくべきマレーシアの役所申請の流れ、確認すべき役所申請書類の種類や違法化リスクにより企業が襲われるリスクなどを解説させていただきました
ご参加者様のご受講の目的は…
今回は、25名の方にご受講いただきました。計画を検討中もしくは、数年後に改修や建て替え計画を考えているため、今回は情報収集のためにご受講されたという方も多くいらっしゃいました。
終了後のアンケートには、「マレーシアにおける建築法規、役所申請において非常にわかりやすく勉強する事ができました。誠にありがとう御座います。」「現状の施設が問題ないか一度見てもらいたい」などといったご意見もいただき、マレーシアの建設慣習についてご理解いただけたと思います。
マレーシアの建設に関わる許認可・各種申請は想像以上に時間がかかったり、折衝窓口が複雑であったり、時には行政による判断が絶対など日本での商習慣とは大きく異なると感じられることがあるかと思います。
建設プロジェクトを実現するためには、マレーシアの建設慣習を理解した適切なパートナーとの事業推進が重要です。マレーシアで建設に関するお悩み・ご不安をお持ちの際は是非一度Plus PM Consultantへご相談ください。
【録画配信】
TK International Sdn Bhd様 の運営するCONNECTIONにて録画配信を行っております。視聴には CONNECTION への登録が必要となります。
セミナー概要
工場・倉庫を購入もしくは賃借を検討する皆様は、立地や価格、規模、レイアウト等多くのことを検討することと存じます。しかし、購入・賃借が完了し、いざ増改築工事を実行した後に、以下のような問題に直面したと相談受けることは少なくありません。
・問題①:「違法建築化していたと知らず、改築や増築の許可証が取れない」
・問題②:「事業稼働後、役所から建物違法箇所について是正勧告を受けた」
このようなリスクを回避するためには、マレーシアにおける建設慣習を理解する必要があります。
本セミナーでは、事業主様の建築施設に係る事業リスクを回避するため、既存建物の購入や賃借の前に、知っておくべき建築役所申請・建設慣習の留意点について、建設コンサルタントがお話します。
セミナー講師
~ マレーシア建設プロジェクトのコンサルタントがお伝えします ~
Plus PM Consultant Sdn. Bhd.
Marketing Manager
奥田 周平(おくだ しゅうへい)
一級建築士
認定コンストラクション・マネジャー
16-16, 16th Floor, Wisma UOA II, Jalan Pinang, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
Tel: +(603) 2712-0263 | Fax: +(603) 2712-0264
Website: www.plus-pm.com
本セミナーは、TK International Sdn Bhd様により、ウェビナーの運営をサポートいただいての開催となります。