Letter of Intention(LOI) と Letter of Award(LOA)

3月 22, 2019

私たちは建設プロジェクトにおいて、事業主様の利益となり得る「公平で明白な入札業務」の実現を支援しています。
指名競争入札の場合は、指名され入札に参加した数社の中から、1社を選定し発注を行いますが、その際の手順として、まず、選定された1社に対し、Letter of Intention(L.O.I)を発行します。
L.O.Iとは、発注が確定したのではなく、選定された1社に対し「発注する意思がある」という意味を持ったレターの事です。
場合によっては、「第1交渉権を発行した」と表現されることもあります。

L.O.Iを受取った業者は、その後、更に細かい設計や見積を提出し、それをPlus PM Consultantで精査し、交渉を行い事業主様へ報告します。
事業主様と業者で条件が合意に至らなければ、ここで交渉する相手を変更する事も可能です。全ての条件を満たし、合意が取れたところで、今度は「発注が確定された事を意味する」Letter of Award(L.O.A)の発行を行います。

L.O.Aを発行するということは、全ての条件に合意が取れていることを意味しますので、契約後のリスク回避の為にも事業主様は慎重に内容を精査し、交渉をおこなう必要があります。
全体スケジュールを考慮した上でのL.O.IとL.O.Aの精査・交渉期間をあらかじめ設定しておくことが、プロジェクト成功の重要な鍵となります。

日本では馴染の薄いL.O.IとL.O.Aなどの本契約前に交わす条件書類も、海外での発注フローには欠かすことができません。

Plus PM Consultantは、事業主様の利益とプロジェクトの成功を確実にするために知識と経験を駆使し、将来のリスクから事業主様を最大限守る業務を日々行っています。

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