マレーシアの住宅販売状況

9月 27, 2016

マレーシア不動産住宅開発業者協会(REHDA)は14日、2016年上半期の不動産販売が前年同期比で39%減少したと発表しました。

需要減退や住宅ローンの貸し渋りが影響したとみています。
また住宅物件の半分は50万リンギ未満との事です。

これを受けてマレーシア政府は有力デベロッパー3社に限り住宅ローンの許可を与えると発表。
これについてノー・オマル都市福祉・住宅・地方政府相が、住宅購入者にデベロッパーがローンを提供できるようにした措置については、融資対象を初めて住宅を購入する人が50万リンギ以下の低価格住宅を取得するケースに限り、必要額を準備できない住宅を初めて購入する人には助けになると述べました。

先日も複合開発を行う大手デベロッパーと話をしましたが、建築価格の上昇がローカル購入者の給与に追いつかないため、建築は継続するが販売を一時中断する計画もあると言っていました。

マレーシアの住宅供給は景気影響を受け、しばらくは踊り場を迎えそうです。

プラスPMはマレーシアを中心に、周辺諸国のインドネシア、タイ、ベトナム、カンボジアに於いて、工場建設、建設コストダウン、物流施設建設など各種プロジェクトを通じて日系企業様のASEAN進出・建設・各種プロジェクトをサポートしています。

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