世界で5番目の高さのタワービルプロジェクト「Warisan Merdeka」

5月 26, 2016

ナジブ・ラザク首相は今年3月、マレーシアの新名所として建設される高層ビル「Warisan Merdeka(独立の遺産)」プロジェクトの概要を発表しました。

「Warisan Merdeka」プロジェクトは国営投資会社Permodalan Nasional Berhad(PNB)が実施する複合開発で、対象面積は19acre。
118階建ての高層ビルを建設し、200店舗が入るショッピングモールや6つ星高級ホテル、映画館などが入居する予定です。

総開発価値(GDV)は50億リンギ(約1,400億円)で、2024年の完成を予定しています。

ビルの高さは630mとなり、現在マレーシアで最も高い建造物である「ペトロナス・ツイン・タワー」(451.9メートル)を超えることになるとされ、アジアでは平安国際金融中心(中国)に次いで2番目に高く、世界でも5番目の高さの建造物となる見込みです。
ビルの名称は「ムルデカ・PNB118」となる予定です。

本計画の近くには既に、黒い噂のある1MDBによる金融開発地域、Tun Razak Exchangeや、先日、三井不動産が参画するとされているBukit Bintang City Center(BBCC)の計画もあり、インフラ総合整備や周辺投資の加速による地価上昇が予想されます。

プラスPMはマレーシアを中心に、周辺諸国のインドネシア、タイ、ベトナム、カンボジアに於いて、工場建設、建設コストダウン、物流施設建設など各種プロジェクトを通じて日系企業様のASEAN進出・建設・各種プロジェクトをサポートしています。

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