12月 22, 2014
現在、日本の大手デベロッパー様とKLCC内のハイエンド・コンドミニアムの企画段階のお手伝いをしています。
マレーシアのアーキテクトと設計内容をチェックしているのですが日本の設計基準と比較しながら幾つか発見がありました。
特にKLCCは日本の新宿副都心に当たるのでしょう、特有の設計基準があります。
その中で目を引くのが “Green Building” 。緑化及び環境設計基準です。
“Green Building”と言っても省エネ、内部環境、サステイナブル、再生利用材料、再生水利用、革新的デザイン等、内容はほぼ日本で言うところのCASBEE。
アメリカや中国で採用しているLEEDに当たり、設計条件をポイント制とし建築を評価するシステムです。
日本や中国、アメリカではこの制度は義務付けではありませんがKLCC内の建築ではこの”Green Building”を必ず採用せねばなりません。
KLCC内の新築のコンドミニアムを見ると低層階の外壁緑化やPodium Floorに過剰なまでの緑化や、奇抜なデザインが多いのはこの為だったのだと改めて納得できました。
振り返れば日本の緑化に関係する基準は条例含めて沢山ありますが、助成金制度を除くと義務付けはなく、申請こそすれ実際は殆ど守られていません。
理由は基準が厳しい割にメリットが殆ど無いからです。
マレーシアでは”Green Building”含めて規制はありますが幾つかのインセンティブが与えられます。
我々Plus PM Consultant はローカルアーキテクトと協力し、ハイエンド・コンドミニアムから工場、倉庫まで日系企業様のASEAN進出・建設・各種プロジェクトをサポートしています。
We are proud to support our clients through the Construction Management at Malaysia.
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