マレーシアの出稼ぎ労働者

4月 22, 2015

Bodoh! (馬鹿野郎!)
現場監督が口に泡を吹きながら作業員を怒鳴る声が聞こえました。

見ると吹き抜けの作業足場の上に板を乗せたのが危険だと注意しているのです。
知らない作業者がうっかり足を乗せたら大変です。
死亡事故につながる危険な作業は怒鳴らなければ改善されません。現場監督は大変です。

マレーシアの現場の作業労働者の多くはバングラデシュ人です。
彼らの多くは混血化しておりインドネシア語(マレー語)が話せ、出稼ぎに来ています。

マレーシアで働いているバングラデシュ人は約50万人から70万人と言われています。
正確な数字がだせないのは、不法入国者が多いからでしょう。

ちなみにバングラデシュ全体の出稼ぎ人口は驚くなかれ、なんと800万人です。
そのうち90%は中東。
彼らの多くはイスラム言語も話せるワールドワイドな出稼ぎ労働者です。

バングラデシュの人口は約1億5,000万人。
1世帯が平均5人だとすると、バングラデシュの世帯数は3,000万となり、4世帯に1人の割合で海外に行って働いている事になります。
送金されるお金の総額は、どれほどにのぼるのか・・・
出稼ぎ労働者が国家を支えているのです。

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