ローカルゼネコン

7月 4, 2014

現在、マレーシアの某所で、コンストラクションマネジメント業務を受託し、進めさせて頂いております。
ローカルゼネコンの設計施工の現場です。

 

海外でのマネジメントにおいて、日本と決定的に違うのは、
まず図面が出てこない、スケジュールは遅れているのに大丈夫という、
承認もないのに勝手に施工する、追加が認められないと工事が止まる、
等々、数えたらきりがないのですが、これが私の認識です。
いざ現場に乗り込みました。

着工して1カ月程度ですが、一切図面が出て来ていない状態で、地盤工事が着手していました・・・

え?
建物の位置どうやって決めたの?
誰が承認、確認したの?
工事の要領書は?
施工図は?

早速洗礼を浴びた気分です。
事業主側は誰も施工図のチェックをしていない為、問題続出です。
この先が思いやられますが、一つ一つ解決していくしかありません。
同じことが起こらないように、原因究明、対策検討、全体周知を早期に取り組まなければなりません。

海外での私たちの業務は日本式の「コンストラクションマネジメント」と呼んでいますが、
こちらではプロジェクトが円滑に進むようにコーディネートする業務が多く、
そこに期待されているお客様も多いと思います。

ローカルゼネコンとのお付き合いは一筋縄ではいきませんが、だからこそやりがいがあります。
毎度、驚きの連続ですが、お客様の為に最大の成果を出せるように、社員全員で取り組んでいきます。

マレーシアで建設投資を検討するときは、是非 Plus PM Consultant へご相談ください。

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