6月 13, 2014
日本の介護ビジネスの企業がマレーシアに注目しています。
理由の一つはMM2Hによるロングステイの外国人高齢者による需要です。
入院の必要な疾患を抱えた場合は本国に帰るのでしょうが、リタイアメント後、体が元気な間は海外生活をエンジョイしたい。
信頼できるドクターがいれば更に元気でいられるとの潜在的要望があります。マレーシアでは国を挙げて医療ツーリズムを掲げているため、医療技術はASEANの中で比較的安定しています。
理由の二つ目はマレーシア国内の需要です。
マレーシアでは保健省と女性・家族・コミュニティ開発省という二つの部署がそれぞれ別のアプローチで独自の介護施設を持っています。保健省では医療からのアプローチとしての施設、女性・家族・コミュニティ開発省では低所得で老人を介護できない家族向けの施設です。
公共施設の為、ほぼ無料で利用できますが、低所得者層を対象としているためサービスが限定され、中間所得層以上の親族が安心して入れられる施設が多くはありません。また中華系、インド系、マレー系といった異なる文化を一つの施設で管理するのは難しいと言われています。
こういった需要を受け、国内では住宅を改装したタイプのナーシングホームの施設が多くあります。しかし多くは政府ガイドラインを得ない非認定の施設のため、問題となっています。
マレーシア国内では日本のように高齢化が深刻ではありません。しかしマレーシアとしては社会問題になる前に民活の力で改善したいという願望があります。
こうした環境がビジネスチャンスを生むのでしょう。
我々Plus PM Consultantは日本での老人ホームのコンサル業務、病院建設のコンストラクションマネジメント業務のノウハウを生かし、ここマレーシアで、ASEAN進出・建設の企業をサポートしています。
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