クアラルンプール日本人学校改修プロジェクトが完了しました

9月 27, 2024

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在マレーシア日本国大使館附属クアラルンプール日本人会日本人学校(The Japanese School of Kuala Lumpur)の改修プロジェクトが完了しました。クアラルンプール日本人会 日本人学校は、1966 年キアペンで開校後、時代とともにタマンセプテ、スパンへと順に校舎を 移転しました。スパンでの開校から 26 年経過した 2019 年末に改修プロジェクトが発足され、 2020 年に当社へプロジェクトマネジメント業務をご依頼いただきました。

Plus PM Consultant は現状の課題整理と分析、改修部位と方法の立案、予算化のた めの工事費概算算出を目的とした建物調査診に取り組みました。また、The Japanese School of Kuala Lumpur 様に安心してマレーシアのローカルゼネコンを選定いただくために、 当該業務を通じて策定した基準とターゲットを基に、入札に係る諸条件を定め、改修施工会 社選定を支援しました。

プロジェクト中、新型コロナウイルスによる困難もありましたが、関係者の皆様のご尽力によりプ ロジェクトは継続し、2021 年に着工しました。工事期間中も学校運営を止めない「居ながら 工事」という厳しい制約条件の下、学校の休日を綿密に勘案した工程計画を組み立て、合 計24 か月間に及ぶ長期工事となりました。工事期間中、発注者、施工会社の三者による定 例会議や現場確認・検査を通じ、Plus PM Consultant は安全計画と品質管理に重点配 慮した現場マネジメントを実施しました。

また、当社による積極的なバリュー・エンジニアリング (VE)※提案が功を奏し、新型コロナウイルス以後の建設物価上昇による建設費増を効果 的に抑制し、最終的に工事の増額なしに 2023 年末に引き渡しをしました。

※バリュー・エンジニアリング(VE):品質価値、機能、コストの三面を合理的に評価するプ ロセスを通じて全体最適化する技術手法

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